6つの地獄&グルメまで一度に味わえる「かまど地獄」

別府観光と言えば、「地獄めぐり」が定番。市内には数々の個性豊かな「地獄」が存在しますが、今日は「かまど地獄」をご紹介します。こちらのかまど地獄、一度に6つのまったく違った種類の地獄が楽しめる上、醤油を使用した地獄蒸しプリンや卵のピータンなどといったグルメまで楽しめるとってもお得なスポットなんです。

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かまど地獄は、由緒正しい温泉郷として知られる鉄輪エリアにあります。

こちらがかまど地獄の入り口です。入場料は別府の多くの地獄と同様、大人400円、小・中学生200円となっています。筆者が訪れたのはちょうど七夕の季節だったので、七夕の飾りが色鮮やかでした。

ちなみにこちらのかまど地獄、あの大人気漫画「鬼滅の刃」の聖地のひとつとも言われており、認定証も存在するほど。館内にある銅像が鬼滅の刃の最終話に出てくるシーンを彷彿とさせるなど、様々な部分で噂になっているそうです。鬼滅の刃のコスプレで写真が撮れるサービスもあるので、ファンの方は楽しめるはず。

さて、本題にもどります。こちらの地獄は先述の通り、敷地内で6つの種類の地獄が味わえるという贅沢な地獄です。それぞれかまど地獄1丁目、2丁目というふうに呼ばれていて、6丁目まであります。中には温泉のお湯が飲めたり、足湯や岩盤浴ができたりといった面白い体験ができるスポットも。6丁目を抜けると最後にはお土産探しにぴったりな売店があり、そのとなりにはまるで海地獄のような青い足湯が設置されています。

売店では、温泉の蒸気を利用して作られた醤油プリンやピータンなどを楽しむこともできます。

醤油プリンはひとつ350円。しっとりとした食感と濃厚な味わいで食べ応え十分の美味しさです。甘さはやや控えめで、醤油の風味が絶妙に効いています。

そしてピータン。地獄蒸し卵の一種なのですが通常の地獄蒸し卵よりも茶色く、すこし燻製っぽい風味があります。塩を少々と、テーブルの上にあるゆず胡椒醤油をかけていただきました。

売店には、ピータンや醤油プリン以外にも赤鬼ソフトクリーム、抹茶プリンなど様々なスイーツや軽食が揃っていて、ちょっとした休憩にぴったりです。

かまど地獄は、アミューズメントパーク感のあるとても楽しい地獄でした。体験型なので、子どもも大人も楽しめますよ。鬼滅の刃ファンの方も必見です!

【かまど地獄】
住所:〒874-0840 大分県別府市大字鉄輪621番地
営業時間:8:00-17:00
公式ウェブサイト: https://kamadojigoku.com/

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