温泉街ならでは、別府名物の「地獄蒸しプリン」を味わう

別府の温泉といったら、地面から湧き出る温泉で蒸して作るプリンが有名です。別府にある明礬温泉の湯気で蒸すプリンが「地獄蒸しプリン」の発祥と言われ、今では市内に30種類以上の地獄蒸しプリンがあります。今日は、地獄蒸しプリンのおすすめをご紹介します。

明礬温泉の湯気で丁寧に手作りされた「湯けむりプリン」

「甘味茶屋 桃たろう」の地獄蒸しプリンは、明礬温泉の湯気で丁寧に手作りされた絶品。プレーン、塩、黒ごま、エスプレッソの4種類があります(各270円)。別府湾のSAのお店などでも購入できます。

ほろ苦のキャラメルがアクセントになっていて甘すぎず、しっとりとした舌ざわりです。個人的なおすすめは塩味。温泉の香りがほのかにして、バニラビーンズとマッチしていてすごくおいしかったです。

明礬温泉のえびす旅館が営むカフェでは、こちらの地獄蒸しプリンを使ったパフェが楽しめます。

【「甘味茶屋 桃たろう」詳細情報】
住所: 大分県別府市明礬4
営業時間:[月~水・金] 10:00〜18:00 LO17:30 [土・日・祝] 10:00〜20:00 LO19:30

昔ながらの味が懐かしい岡本屋の「地獄蒸しプリン」

岡本屋の地獄蒸しプリンは、別府で一番有名な地獄蒸しプリンです。昭和63年から職人がひとつずつ手作りで作っており、昔ながらのプリンの味が楽しめます。

岡本屋では、湧き上がる地獄の湯けむりを活用し、プリンを使用したソフトクリームや、地獄蒸し玉子を使ったサンドイッチなども販売しています。湯の花を使用した饅頭も有名ですね。

岡本屋本店では、うどんなどの食事もできるようになっています。山の中にあるので、湯けむりが上がる景色もきれいです。

岡本屋の地獄蒸しプリンは、JR別府駅構内の「別府銘品蔵」でも売っています。

ほかにもたくさん、大分の名物プリンたち

地獄蒸しプリン以外にも、大分にはプリンを使った名物商品がたくさん。「ぷりんどら」はその代表格で、どら焼きの生地にプリンが挟まっているお菓子です。オリジナルのプレーン味のほか、あまおうイチゴ味と抹茶味があります。

ふわふわしたどら焼きの生地と、つるんとした食感のプリンが、口の中で絶妙に溶け合います。お土産にもおすすめです。

こちらは地獄蒸しプリン風のラングドシャ。手軽に地獄蒸しプリンの風味を味わうことができます。お茶のお供にぴったりです。

別府駅などのお土産屋さんでは、今回ご紹介した商品のほかにも、プリンを使ったお菓子が色々と販売されています。ぜひあなただけのお気に入りプリンを探してみてくださいね。

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