別府に来たら一度は食べてみたいのが別府冷麺。戦後に発展した別府を代表するグルメですが、「一休の泪」ならミシュランガイドにも掲載された特別な味をお手頃価格で体験できます。この夏は、「一休の泪」の別府冷麺で暑さを乗り切ってみませんか?
別府冷麺とは?
別府冷麺の歴史は、終戦直後にまでさかのぼります。満州から引き揚げた料理人が、朝鮮半島発祥の料理である冷麺を別府の地に持ち帰ったのが始まりなのだとか。その後別府の冷麺は麺・スープともに独自の進化を遂げ、今や大分・別府を代表する一品となりました。小麦粉、蕎麦、でんぷんを原料としたもちもちした太い麺と、和風にアレンジされた魚介ベースのスープが特徴です。
ミシュランプレートにも選ばれた「一休の泪」
おいしい別府冷麺を味わうべく、行列のできる人気店として知られる「一休の泪」へ向かいます。北浜方面に向かう高速バスでも通る道路沿いにあるこちらのレストラン。「ミシュランガイド 熊本・大分 2018特別版 大分県(別府エリア)」に掲載された名店です。
(高速バスで別府に来られる場合、北浜まで行かずに「横断道路観光港入口」での下車が一番近いかと思います。バス停から徒歩8分ほどです)
今回は平日の開店後すぐに訪問したのですが、すでに満席状態でした。店内は静かで落ち着いた雰囲気。若い方から年配の方まで、幅広い年齢層のお客さんが別府冷麺を堪能していました。
「一休の泪」の別府冷麺を味わう
筆者もさっそく、別府冷麺をオーダーします。
10分ほどで運ばれてきました。ちなみに周りを見渡してみると、とり天と冷麺をセットでオーダーされている方が多かった気がします。
クリアで透明感のあるスープに、牛肉のチャーシュー、ごま、卵、ネギ、キムチのトッピング。とてもおいしそうです。
スープを啜ってみると、癖のないすっきりとした味わいが身体に沁みます。「一休の泪」のスープは、牛骨と昆布、そして枕崎産のカツオをふんだんに使用した特製スープだそうです。
麺はもっちりして、つるんとした喉ごし。しっかりとコシがあり、ほどよい噛み応えが癖になりそうです。スープとの相性もばっちりでした。
カボス胡椒でさらにおいしく♡
別府と言えば、カボスも有名。「一休の泪」の別府冷麺は、自家製カボス胡椒でさらにおいしくいただけます。テーブルに置いてあった「おいしいお召し上がり方」のポップに沿って、カボス胡椒アレンジを試してみました。カボスのさわやかな香りと胡椒の風味が優しく鼻に抜けて、スープや麺、トッピングの味わいを絶妙に引き立ててくれます。食欲の落ちてしまいがちな夏の暑い日にぴったりです。
今回はベーシックな別府冷麺をオーダーしたのですが、ほかにも鶏ねぎ温麺、とり天、七種の野菜冷麺などのメニューがあります。
別府冷麺のギフトセットも販売していました。
今年の夏は、別府観光のランチに「一休の泪」の別府冷麺をセレクトしてみるのはいかがでしょうか。
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📝店舗情報
別府冷麺 一休の泪
住所: 大分県別府市石垣西10-5-7 ウエスティンやまなみビル1F
営業時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週木曜日
電話番号: 0977-25-3118
Webサイト: 別府冷麺 一休の泪|別府でランチ (ikkyunonamida.com)
この記事は2022年7月14日時点のものです。最新情報は公式ホームページをご覧ください。
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