別府・明礬温泉にある「湯の花小屋」は、湯の花を作っている様子を間近で見学できる、貴重な観光スポット。お土産屋さん、レストラン、家族風呂・露天風呂などもあって、一日楽しむことができます。今日は湯の花小屋のおすすめポイントを紹介します。
温泉街に佇む湯の花小屋へ
湯の花小屋のある明礬温泉へタクシーで向かいます。別府市街から緑豊かな山中を通り、ちょっと走ると、風情ある落ち着いた温泉街が見えてきました。
「湯の里」入り口の看板です。明礬温泉の聖地と言われているこちらのスポット。このなかに、「湯の花小屋」があります。
湯の花小屋とは
湯の花小屋は、明礬温泉の名物である「湯の花」を製造している施設。湯の花とは、温泉のなかで溶けなかったものが沈殿してできる残留物です。湯の花を乾燥させて袋に入れたものは、お風呂の入浴剤などに使用されています。温泉の雰囲気を楽しめるだけではなく、多くの美容法や健康法にも使用されているすぐれものです。
藁葺きの「湯の花小屋」では、そんな湯の花を作っています。小屋に青粘土を敷き詰めて、その粘土に噴出した結晶から、湯の花や明礬を採取しているのだそうです。その様子を、間近で見学できます。
内部は静謐な雰囲気
湯の花小屋に一歩足を踏み入れると、陽の光が差し込むなか、静謐な雰囲気が漂っています。温泉の匂いをぎゅっと凝縮したような、不思議な香りがしました。
こちらの白い粉末が、湯の花の結晶です。ところどころ青く見えているのが、青粘土になります。
一度青粘土を敷くと、5〜6回ほど結晶を採取することができるのだそうです。その後は青粘土の鉄分が減少して結晶ができなくなってしまうので、青粘土を交換してまたはじめから湯の花を作っていきます。
お土産は抜群の充実度!
湯の花小屋のそばには、小屋で作られている明礬の湯の花を販売している大きな売店があります。広々としていて、かなりの充実度です。
湯の花はお土産用にと、このようにかわいく包装してあります。
湯の花を使った石鹸や、ハンドクリーム、日焼け止め、スクラブなども売っていました。
湯の花グッズのほかにも、大分の雑貨やカボスビールなど様々なお土産があり、見ているだけで楽しめます。
また、湯の花小屋では、名物の「地獄蒸し温泉卵」を味わうこともできます。こちらもおいしくておすすめです!
風光明媚な別府・明礬温泉で、絶品の「地獄蒸し温泉卵」を味わう
名湯を楽しめる家族風呂も
敷地内には、明礬温泉の名湯を楽しめる家族風呂も併設されていました。
全部で4つの家族風呂があります。のどかな空気のなか、ゆっくり温泉を堪能できそうです。
【湯の花小屋 基本情報】
入場料:無料
住所:大分県別府市明礬温泉6組
営業時間:湯の花小屋 8:30-18:00、レストラン 8:30-17:30、湯庵(地獄蒸しプリン、卵) 8:30- 17:30、売店 8:30-18:00、家族湯&大浴場 10:00-21:00(受付は20:00まで)
公式ホームページ:http://yuno-hana.jp/
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